初めてのヒッチハイクで学んだこと

旅とは、普段の自分を超える時間なのだと思います。

普段は着ない服を着てみたり
嫌いな食べ物だって食べてみたくなったり
普段なら買わないものも買ったり
すれ違う人にも自分から挨拶したり
やたら早起きだし
やたら食べるし
やたら動きます。

疲れて眠いのに、なかなか寝つけない2夜を過ごしたハワイ3日目のことでした。

 

灼熱のヒロの町

ヒロは空港はあると言っても田舎町。
高い建物はなく、カンカン照りの中、宿から徒歩20分のレインボーフォールへ歩いて行きました。

果たしてこの道で合っているのか、不安になりましたが、炎天下を歩いてる人はおらず、すれ違うのは車ばかり。
ようやく、ゴミ捨てに出てきた女性を見つけて思わず駆け寄りました。

「レインボーフォールってこっちで合ってる?」

「道は合ってるけど、帽子は被りなさい。暑いわよ!!」

帽子もサングラスも持っていなかったわたしに、まるで子供の時から知ってる近所のおばちゃんのように注意してくれました。ヒロの人はとってもフレンドリー。
(帽子とサングラスはお部屋に忘れてきてしまったのでした)

 

神に祈った件

レインボーフォールは思ったよりも小さかったけど、綺麗でした。
しかし、見た角度が悪かったのか、レインボーは見られませんでした。

まじか!
せっかく歩いて行ったのに、灼熱のアスファルトの上をまた戻るのも疲れてしまい・・・

連日、炎天下を歩き続けて、いささか疲れすぎました。

「神さま、もう歩けません」

神さまに祈ったのを、今でも明確に覚えています。わたしは立ち止まり、振り返って腕を伸ばし、親指を立てたのでした。

人生初のヒッチハイク

やってみてわかったことですが、ヒッチハイクは、乗りたい車には、乗れません。

当たり前だけど!

セレブが乗ってそうな高級車
イケメンが運転してるスポーツカー
安心できそうなファミリーカー

小柄な日本人女性1人や2人は余裕で乗れそうな車が、わたしの親指を横目でみながら通り過ぎていきました。

7〜8台見送って、
1台の車が止まりました。

 

え?

 

これ??

 

このヒト・・・???

 

止まったのは、ボロボロのレンタカー
に、スキンヘッド+腕にはタトゥー。

これ、やばいやつちゃうん???

 

大事なので繰り返します。

ヒッチハイクは、乗りたい車には、乗れません!

「さあ、散らかってるけど乗って!」
スキンヘッドもタトゥーも怖いけど、笑顔は悪くない。

えいっ!!!!
と気合を入れて乗りました。

マットが教えてくれたこと

わたしを拾ってくれたマットはヨガの先生で、彼からとても大切なことを学びました。

 

拾ってくれた場所からゴルフ場までは5kmくらいあったと思いますが、途中、彼もわたしもシートベルト不着用でお巡りさんに捕まってしまいました。

わたしにもIDを求めるお巡りさんに「彼女はそこで拾ったから、関係ないんだ」と庇ってくれ、罰金の$16をその場でカード決済してました。

誰だかわからないバックパッカーを拾った上に、罰金まで払ってくれた。この人は、神さまかもしれません。

 

そんなこんなで、ゴルフ場まで送ってくれたんですが、クラブハウスは見えても入り口がわからなかったのです。

「あのホテルで聞こう」というわたしを制し、彼は言いました。
「最初から答えを求めちゃダメだ。まずは自分で探すんだ。それでもわからなかったら聞くんだよ」

ゴルフ場の周りを1周して見つけられず、結局人に尋ねたのですが、彼のこの言葉は、今でもわたしの中にあります。

 

ジモティが教えてくれたこと

ゴルフの後、道端で会ったフィリピン人女性に話しかけ、「ここまでどうやって来たの?」という問いにヒッチハイクだと答えると、目をまん丸にして
「ヒッチハイクだなんて、わたしでもしないわよ!!どこへ行きたいの?わたしが連れてってあげる!」
と案内をしてくれたのでした。

ヒロの人は本当に親切!

ヒロを出る時、迎えに来てくれたツアーの人が教えてくれました。
「表には出てないけど、ヒロは今、ドラッグの問題があって、ここでのヒッチハイクはお勧めできない」

ヒーーー!
ドラッグ!!!!

わたし、本当にラッキーでした!!!
旅先では色々なミラクルがあるんですが、いつも守られているなあと思います。

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